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側弯症について
こんにちは!愛知県知多郡武豊町のなごみ接骨院です!
今回は、側弯症について紹介していきます!
まず、側弯症とは背骨を正面から見た時に左右に曲がっている状態のことをいいます。
発生頻度は1%前後であり男子より女子に発症しやすいとされています。
側弯症は、"機能性側弯症"と"構築性側弯症"の2種類に分けられます。
◎機能性側弯症
何らかの原因により一時的に生じた側弯であり、椎間板ヘルニアやギックリ腰などの痛みにより生じる場合もあります。
◎構築性側弯症
背骨の捻じれが伴った側弯であり、元の状態に戻りにくくなってしまった状態の側弯症です。
側弯症の原因は様々ですが、最も多い原因と言われているのが「原因がはっきりしない特発性側弯症」です。
特発性側弯症は、思春期の女子に多く発症すると言われており側弯症全体の80~85%を占めています。
残りは、原因が判明しているものになります。
例えば生まれつき骨に歪みのある”先天性側弯症”、筋ジストロフィーなどの疾患が原因となる”神経・筋原性側弯症”、骨形成不全や心疾患などに伴う”病原性側弯症”などがあります。
そして、側弯症により様々な影響が体に現れてきます。
①見た目の変化
肩の高さの違い、片方の背中・腰の突出、ウエストラインの左右非対称、円背などの見た目の変化が見られます。
②痛み
側弯により背骨が変形するため背中や腰の筋肉が張りやすくなってしまい凝りや痛みが出る原因となります。
③シビレなどの神経症状
側弯の変形が大きいと、神経の障害を起こしやすくシビレやマヒといった神経症状が現れる場合があります。
④呼吸障害
肺や心臓を包んでいる胸郭の変形が進行していくと肺活量の減少や息切れなどの呼吸に問題が出てくる場合があります。
⑤心理的ストレス
側弯によって見た目の変化や痛み、しびれなどが生じるとそれらがストレスとなってしまう場合があります。
最後に、側弯症を悪化させないために出来る日常生活で取り入れた方が良い習慣とは
①体の歪みの悪化を防ぐために、重たい物やかばんは片手で持たずに両手や両肩にかけるリュックを使う。
②骨盤や背骨にかかる負担を軽減するために、骨盤を立てて両足を地面に着けて座る。
偏った座り方をしていると筋肉に負担がかかり側弯症を助長させる場合があるからです。
骨盤をしっかり立てて座る事で腰痛予防にも繋がってきます。
③側弯症だと左右の筋肉バランスが崩れている事が多く体への負担が大きくなっているため、筋トレや運動を適度にする。
運動や筋トレで筋肉や関節の柔軟性を高めていくことが大切になります。
側弯症を完全に予防する事は難しいかもしれませんが悪化や進行を抑えるためには、先ほど挙げた習慣などを日常生活の中で心掛けながら姿勢改善や筋力トレーニングを行っていくことが大切になります。
側弯症は本人でもなかなか自覚しづらい症状です。
いつの間にか側弯症が進行していたなんてことも少なくありません、なので背中や腰の状態には常に注意しながら健康な体を作っていきましょう!!
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知多郡武豊町 なごみ接骨院
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