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膝に水が溜まるとは？
こんにちは！愛知県知多郡武豊町のなごみ接骨院です！
皆さんは、「膝に水が溜まる」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
そこで今回は、＂膝に水が溜まる＂とはどういう事かを紹介していきます！
◉「膝の水」とは何か？
膝の水は、＂関節液＂という液体です。
関節液は、関節の動きを滑らかにする役割と軟骨組織に栄養を送る役割があります。
関節液は、関節内にある滑膜という膜から分泌され正常な時は少量ですが、関節内に何らかの炎症が起きると過剰に分泌され関節内に溜まっていきます。
◉膝に水が溜まる原因は？
膝に水が溜まる原因は、滑膜に炎症が起きているためです。
～滑膜の炎症が起きやすいケガ・病気～
●変形性膝関節症
中高年の方の膝に水が溜まる原因として代表的な疾患です。
長年の負担により膝関節の軟骨がすり減り、膝関節に炎症を起こすことで発症します。
●半月板損傷
膝の軟骨組織である半月板が損傷する疾患です。
バスケ・サッカー・ラグビーなどのスポーツでジャンプの着地や急なターンなど膝を捻ったり、強い衝撃が加わったりした際に耐えられず半月板が損傷することにより炎症が起き水が溜まったりします。
このように膝に負担がかかるスポーツ以外にも加齢により膝の安定性が低下することにより階段の上り下り、歩行などでも損傷する場合があります。
●関節リウマチ
関節リウマチは、体に免疫反応が起こる事により関節の内面を覆っている滑膜に炎症が起こる自己免疫疾患です。
滑膜に炎症が起こると滑膜が増殖し軟骨や骨を溶かし関節に炎症が起こるため水が溜まったりします。
この他にも、痛風・偽痛風・靱帯損傷・骨折・何らかの感染といったものも炎症を起こしやすく水が溜まる原因になります。
◉膝に水が溜まった時の症状
膝に水が溜まることで様々な症状が現れます。
●関節が動かしにくい
膝に水が溜まると、関節が不安定になり膝を動かしにくくなります。
●膝の屈伸時などの運動時に痛みや違和感がある
水が溜まっている状態だと滑膜に炎症が起きているので痛みを感じやすくなります。
そのため、階段の上り下りや膝の屈伸などの運動時に痛みや違和感を感じやすくなるため、動かす頻度や範囲が狭まり膝周りの血流も悪くなってきます。
●膝がブヨブヨしている
膝に水がかなり溜まった状態になると膝が腫れ、触れた時にブヨブヨした感触があります。
また、痛みが慢性的に続くようになると平らな道を歩くだけで痛みがでたり、体を動かした時などに急に痛みが出ることもあります。
◉自宅で出来る簡単な対処法
●冷やす
痛めた初期は炎症が起きている場合が多いです。炎症を抑えるには冷やすことはとても有効になります。
●湿布を貼る
湿布を貼ることにより患部を冷やす効果はあまり期待できませんが消炎鎮痛効果のある湿布だと痛みを軽減することはできます。
●サポーターを着ける
サポーターを着け膝を固定することで負担が軽くなり痛みを抑えることができます。
しかし、炎症が強い場合は無理矢理固定するとかえって痛みが悪化する場合があるのでその場合は冷やし安静にすると良いです。
●病院や接骨院などの専門家に診せる
上の３つは痛みが強い場合の応急処置として行い、直ぐに専門家に診せてください。
原因によって対処法が変わってくるので自己判断で対処せず専門家に一度診せることをお勧めします！
膝の痛みは治療が遅くなればなるほど症状と付き合う期間が長くなります。
少しでも膝に痛み・違和感を感じたら武豊町のなごみ接骨院までご相談ください。
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