なぜ、腰の痛みが慢性化していくのか？ | 知多郡武豊町で大手口コミサイト上位のなごみ接骨院

こんにちは！愛知県知多郡武豊町のなごみ接骨院です！

今回は、腰痛について紹介していきたいと思います。

腰痛には大きく分けて２種類あり、下半身の神経学的徴候や骨折、感染、腫瘍など画像診断（ＭＲＩやＸ線など）で腰痛の原因が特定できる＂特異的腰痛＂と神経症状や重篤な基礎疾患を有しておらず画像診断でも原因が特定できない＂非特異的腰痛＂があります。そして腰痛の約８５％は非特異的腰痛に分類されるといわれています。

この非特異的腰痛の一部は慢性化する傾向が高いといわれておりその原因などを解説していきます。

〇慢性腰痛とは

慢性腰痛は、３カ月以上続く腰痛のことをいいます。

腰痛は発症からの期間に応じて、急性腰痛（１カ月未満のもの）、慢性腰痛（３カ月以上のもの）、急性腰痛と慢性腰痛の間に当たる亜急性腰痛（１～３カ月のもの）の３つに分けられます。

〇慢性化しやすくなる原因

慢性化する原因として恐怖回避モデルの悪循環があります。

恐怖回避モデルの悪循環とは、ギックリ腰といった腰の痛みの体験にＭＲＩやＸ線などの画像上での異常所見の過度な強調や「もう治らない」「一生この痛みと付き合っていかないといけない」といった強迫的な情報などが加わると症状に対してネガティブな感情をもたらし悲観的な解釈や痛みに対しての不安や恐怖感を助長し過剰な回避行動をとらせてしまいます。

この回避行動により体の機能障害が生じたり、抑うつ傾向を強めたりしさらに痛みに対しての恐怖心を高めていくことをいいます。

恐怖心が高くなると腰を動かすのが怖くなり腰を動かさなくなってしまうので腰周りの筋肉が硬くなったり血行不良となったりし腰痛が慢性化しやすくなり痛みを繰り返すようになってしまいます。

この悪循環を改善していくためには、正しい情報を提示していき過剰な不安を取り除くことが大切となります。

〇腰痛を招きやすい原因

●運動不足

運動不足は、腰痛を招きやすくなります。

運動不足により腰周りの筋肉の衰えや柔軟性の低下が起き背骨・腰椎への負担が増していき筋肉の凝りや痛みに繋がっていきます。

筋肉の凝りが強くなると血行不良になりさらに腰痛を招きやすくなります。

●労働環境

労働環境によって腰痛になる方は多くみられ、労働災害全体の約６割を占めています。

重機械などを扱う方は作業時の振動により、重量物を持ち上げたり体を捻ったり曲げたりする作業をする方は腰痛を招きやすくなります。

また、同じ姿勢を取り続ける事が多いデスクワークをする方や長距離ドライバーの方も腰痛を招きやすくなります。

●心理的問題

心理的問題も腰痛を招きやすくなります。

生活習慣やストレスなどによって自律神経のバランスが乱れたり、血流が悪くなったり、筋肉が硬くなったりし腰痛を招きます。

●喫煙

喫煙者は非喫煙者に比べ腰痛を招きやすくなります。

喫煙によって血流が悪くなり腰部の椎間板などに栄養供給が上手く出来なくなったり酸素運搬能力が低下し筋肉が凝りやすくなり腰痛に繋がっていきます。

〇日常生活で気をつけること

慢性腰痛は、立ったり座ったりした時の姿勢などの普段何気なく行う行動で知らず知らず腰に負担をかけていることが多いため腰への負担をかけない姿勢を心掛けることが大切となります。

また、適度に運動・ストレッチ・体操などを行っていくことも大切になってきます。

 

「なかなか治らない腰痛」「何度も繰り返してしまう腰痛」でお悩みの方は武豊町なごみ接骨院にご相談ください。

 

 

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