スタッフブログ
腱鞘炎とホルモンバランスの関係
こんにちは。愛知県知多郡武豊町のなごみ接骨院です。
今回は、「腱鞘炎」について紹介していきたいと思います。
〇腱鞘炎とは
骨と筋肉を繋いでいる「腱」と腱を包む「腱鞘」と呼ばれる組織に摩擦が生じることによって起こる疾患です。
腱や腱鞘は全身にありますが、頻繁にみられる代表的な腱鞘炎に「狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)」と「弾発指(ばね指)」の
2つがあります。
●狭窄性腱鞘炎
手首から親指の付け根には、複数の腱が通っています。このうち「短母指伸筋腱」と「長母指外転筋腱」の2本の腱が通る腱鞘で
炎症が起き手首に痛みが出る腱鞘炎です。
●弾発指
指の曲げ伸ばしの際に、動きが悪かったり指の付け根に痛みや腫れなどの炎症症状が出る腱鞘炎です。
ばね現象と呼ばれる指がはねるような動きをします。
〇腱鞘炎の原因
手首や指を酷使することで腱と腱鞘に過剰な摩擦が働くことで炎症が引き起こされます。
●狭窄性腱鞘炎になりやすい人
・スマホを片手で操作する
・パソコンを長時間使用する
・ゲームなどで親指をよく使う
・調理師や美容師などの手首を使う職業
・ピアノなどの楽器演奏者
・テニスやゴルフなどの手を使うスポーツ
・妊娠、出産期の女性
・更年期の女性
●弾発指になりやすい人
・更年期~更年期以降の女性
・妊娠中や産後の女性
・関節リウマチや糖尿病の持病がある方
・手指をよく使う方
などの手首・手指の使い過ぎにより腱と腱鞘に大きな負荷がかかり炎症を起こしていきます。
また、女性ホルモンのバランスが変化することも大きく関係してきます。女性ホルモンのバランスが乱れやすい時期として
”更年期の50歳代” ”妊娠、出産期の2~30歳代”が挙げられ女性ホルモンの分泌が急激に減少していきます。
特に卵胞ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」が減少し通常時とホルモンバランスが大きく変化します。
エストロゲンは女性らしい体つきを作る働き、髪や肌に潤いを保つ働きだけじゃなく
腱や関節を柔軟に保つという作用も持っているため減少することで腱鞘炎を引き起こしやすくなります。
〇腱鞘炎の症状
炎症が生じた腱鞘の周囲に痛み、腫れ、発赤などがみられます。
腱鞘が腫れることで腱がスムーズに動かなくなり、指の動きが悪くなるのが特徴です。
●狭窄性腱鞘炎
親指を動かすと手首に痛みが走り、物を掴むと手首が痛む。
悪化すると手に力が入らなくなる。
●弾発指
指に圧痛、腫れ、熱感がある。
指の曲げ伸ばしで引っ掛かりがあり、起床時に指を動かしにくい。
放置して症状が進行すると痛みが増したり関節が硬くなったりすることもあるため違和感や軽い症状だからと
放っておかずになごみ接骨院にご相談ください。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
知多郡武豊町 なごみ接骨院
おかげさまで知多郡で好評判 知多郡武豊町 なごみ接骨院のエキテン
〒470-2380
愛知県知多郡武豊町平井6-22-1
【車でお越しの方】第一・第二駐車場合計9台
【電車でお越しの方】上ゲ駅 徒歩10分・JR武豊駅 徒歩20分
☎0569-73-7537
<受付時間>
診療時間/8:30~12:00・16:00~20:00(予約優先制)
休診日/日曜・祝日・水曜午後・土曜午後
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□